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「ブッダとなる瞬間 マインドフルに生きる」を読む 最終回

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「ブッダとなる瞬間 マインドフルに生きる」を第一章から読ませていただき、私の感想や体験を書かせていただきました。

 

まだ数章が残っているのですが、最後の部分は、ぜひ著書を読んでいただきたいと思います。

 

 

この著書は、著者の吉水住職から贈呈していただいたのですが、その時は、簡単な感想をブログに書こうと思っていました。

 

ところが著書を読んでみると、とても奥深く、本質的なことが書かれていて、ぜひ連載のような形で感想を書きたいと思ったのです。

 

もちろん、私は仏教については、大学で東洋哲学を専攻していた程度の知識しかなく、またお寺で修行をしたわけでもないので、専門的に語ることはできません。

 

ただ、仏教という枠組みではないけれども、主にヨーガの様々な瞑想を長年実践してきた経験があるため、多少は理解できる部分はあるかもしれないと思って読ませていただきました。

 

もちろん、ヨーガの瞑想と仏教の瞑想は、本質的に違う部分があるのだろうと思います。

 

それは、前提としている世界観に違いがあるからです。

 

 

吉水住職は、クリシュナムルティの教えも学ばれているようで、私も若い頃からクリシュナムルティの教えが好きでしたから、共感する部分が多くありました。

 

クリシュナムルティは、ブッダのことを深く尊敬していたようですが、ヨーガや神智学といったインド思想から、ブッダのような教えに至ったというのは、まさしく当時のブッダを彷彿とさせる存在だと思います。

 

クリシュナムルティの教えを学んでくださる和尚さんがいらっしゃるということが、学生の頃からクリシュナムルティが好きだった私としてはうれしかったです。

 

もちろん、ブッダとクリシュナムルティは違うので、必要以上に結びつけるつもりはありません。

 

もしご興味のある方は、以下の著書を読んでみてください。

 

 

 

ということで、「ブッダとなる瞬間 マインドフルに生きる」は、吉水住職の体験に根ざした深い洞察が記されている著書ですので、多くの方に読んでいただきたいなと思います。

 

私も、瞑想を深め、少しでも本質的なことに気づくことができればと思いました。

 

 

(参考文献:「ブッダとなる瞬間 マインドフルに生きる」吉水秀樹著 コスモスライブラリー刊)

 


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